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慣習を塗り替えることが困難であるのと同じように、
生活パターンをある日突然変えることもまた非常に困難である。

実際ネジとヒナタはたった1歳差でありながら父に驚かれるような年齢まで一緒に風呂に入っていた。
日々膨らんでいくヒナタの乳房に、ついうっかり手を伸ばしたネジ13歳の冬霧雨の火曜日までは。

そんな一瞬の不注意のために、ヒナタはネジからひとつ離れてしまった。
深く反省したネジはそれ以来、
ベッドで二人並んでDS版PSOをヤリまくって疲れ果てたヒナタがそのままネジのベッドで寝てしまっても
頬や唇を強く吸いすぎて気付かれてしまうようヘマはしない狡猾な野獣になってまった。


その夜も、妹が風呂に入っている間にネジはアサシンのような手際で脱衣所に忍び込み、
脱ぎたての衣服の匂いとぬくもりを思う存分堪能するという変態行為に及んだ後、
つい出来心でパジャマを盗んだ。

盗んだといっても自室に持ち帰るのは危険である上旨みはない。
持ち帰りたいとしたら脱いだ後のしかも一番小さなものであって、
まだ着る前のパジャマにリスクを犯すだけの価値はない。
というわけで居間のテーブルの上に、いつもヒナタが何気なく置くのと同じように置いた。

そのままソファでテレビを見ていると、浴場から
 「あれ?ないなあ…あれ?忘れてきちゃったのかな…」
と、がさごそ物を探すような音の後、体にバスタオルを巻いたヒナタが恥ずかしそうに着替えを探しに来る。

――――計画通り。

兄がテレビを見る素振りで奥義『チラ見の術(所要時間0.01秒のチラ見につき一枚写真同等の鮮明さで映像化し脳裏に焼きつけることができる)←連写可能』を駆使して盗み見ているとは知らず、
全裸の上にたった一枚のタオルで安心している愚かな妹。

 「あ、あった…!」
とテーブルに駆け寄る美味しそうな脚、ほかほかと温かそうな白い肌にむっちりと巻かれたバスタオルから遠慮がちに伸びる、やわらかそうな腕…の、

その二の腕内側に、ぷっくりと赤いシミを見つけた。

 「・・・・?」

何気なく見たのは一瞬だけ、肌が白いから余計に目立つ赤い印。
あれはもしかして…
ほんの少しそう考えてしまった可能性が、すさまじい勢いで脳内を駆け巡る。

まさか、あれは、もしかして…あれは、まさかあれはもしかしてまさか

 「ヒ…ヒナタ!!!!」

気がついた時には妹の腕に飛びついていた。
 「これは何だ!!ヒナタ…まさか、こ、これ…」
 「えっ…な、何?ネジ兄さん、手、痛い…っ」
 「ごまかすな!!これはどういうことだ!!?まさかヒナタ、お…オレの知らないところで…」
 「な、なんのこと…?!痛いよ離して…!」
ネジは両方の腕を掴んで鬼の形相で詰問していた。半ば、いや半分以上パニクっていたと言っていい。
ただヒナタの肌を傷つけた相手、この印をつけた相手そのいきさつについて何を聞かされても
自分の精神を保つためだけに想像したくも無い最悪の事態を想像して泣きたいほど絶望していた。

一方ヒナタは数分前に無防備すぎた腕をたっぷり蚊に刺されていたことも知らずにただ困惑するばかり。
もみ合っているうちに、胸の肉圧で巻きつけていただけのバスタオルが当然のように解けてはらりと落ちた。

一瞬の間をおいて、先に事態を呑み込んだヒナタが顔面蒼白になって、

 「やっっ・・・きゃ、やーーーーーーーー!!!!ネジ兄さん!!いやああっ!!離して!!!!」

その悲鳴に我に返ったネジは、
自分が今一紙纏わぬ妹を押さえつけていて、
しかも妹は泣きはじめてて、
しかもその姿を父に(半身で)目撃されて

 「ネジよ…いつかこんな蛮行に走る日が来はしないかと案じていたが…」

などと呟かれているというのに、
落ちたタオルを拾ってヒナタに巻きつける1秒間に100回「チラ見の術」を繰り出し
一昨年最後に見納めたそれよりはるかに発達したおっぱいを様々な角度から脳内メモリに永久保存し

その夜はかつてない短く深い眠りを堪能したのだった…
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ネジヒナ描いてるとネジをミンチにし
たくなる時もある自称ネジ→ヒナ屋。 
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